2006.11.20 Monday
TALKING HEADS
タイトルは私の好きなバンドの名前です。
80年代から90年代にかけてニューヨークを中心に活動していた、当時の用語でいう「ニューウェーヴ」のバンドです。David Byrne という知的な感じのヴォーカリスト兼ギタリストがリーダーです。
先日は戸川純のハチャメチャなダンスを紹介しましたが、戸川純と同様、TALKING HEADSというバンドもやはり、音を聞くだけではなくて、ライブというかパフォーマンスを見る必要があります。
いろいろ面白いパフォーマンスがあるのですが、多分、一番有名なのは、Stop Making Sense というタイトルのライヴの一部始終を撮影した映画(1991年)だと思います。私は劇場で見たのですが、DVDも発売されているみたいなので、買おうかなと思っています。この映像は、この映画の最初のほうで、彼らを一躍世界的な大スターにした大ヒット曲 Psycho Killer を David Byrne がラジカセ(笑)と生ギター1つでソロでうたい始めるシーンです。このシーンは、まだダンスはそれほどでもないのですが、このあとコンサートホールが盛り上がってくるにつれて、David Byrne が舞台を縦横無尽に走り回る超人的なパフォーマンスが始まります。このLiveは、やはりStop Making Senseのなかの、Burning Down The House / Life During Wartimeという2曲メドレーの部分です。David Byrne が舞台を走り回るのはLife During Wartimeの最後のほうです。
さて、David Byrne の面白いダンスをインターネットで探したら、ありました。これは、Once in a Lifetime のPVのようです。このDavid Byrne のダンスは、戸川純に匹敵するすごさですかね。
PVといえば、ある意味でロック史上いちばんスゴイPVは、Frankie goes to Hollywood というリバプール出身(The Beatles と同じ!)のバンドのTwo Tribes という曲のPV(1984)ではないかと思います。ケネディ大統領とかニクソン大統領とか(本物の映像を使用)が出てきて、冷戦下の米ソ対立を真正面から取り上げ、この曲がリリースされた当時の米ソのトップであるレーガン大統領とチェルネンコ・ソ連共産党書記長(のそっくりさん)がとっくみあいのけんか(格闘技)をして、それを周りで世界中の人がはやしたてて見ている(賭けをしている人もいる)。しかしそのうち、みんながとっくみあいのけんかを始めてしまい、ついには地球が爆発してしまうという、文字通り「ぶっ飛び」PVです。ちなみにこの曲の12インチシングル(当時、LPレコードと同じ大きさ=12インチのシングルレコードがあったのです)のジャケットも面白くて、表面は、レーニンの肖像が描かれているプロレタリア芸術風ポスターを模したもの、裏面は米ソの核兵器の数量比較です。アフガニスタン侵攻直後、西側で反ソムードが盛り上がり、1980年のモスクワオリンピックを西側各国がボイコットするなど、一時的に冷戦が激化した国際情勢を反映した、スゴイ曲だったと思います。そして、この曲の始まりは、核ミサイルの飛来を告げる空襲警報のサイレンでした。このロック史上記念すべき12インチシングルアルバムを、私は大事にしています。
またまた、ちなみにネタですが、このFrankie goes to Hollywood には、のちにt.A.T.u.のプロデュースをすることになるTrevor Horn が関わっています。やはりロシアにこだわりがあるのでしょうか。
80年代から90年代にかけてニューヨークを中心に活動していた、当時の用語でいう「ニューウェーヴ」のバンドです。David Byrne という知的な感じのヴォーカリスト兼ギタリストがリーダーです。
先日は戸川純のハチャメチャなダンスを紹介しましたが、戸川純と同様、TALKING HEADSというバンドもやはり、音を聞くだけではなくて、ライブというかパフォーマンスを見る必要があります。
いろいろ面白いパフォーマンスがあるのですが、多分、一番有名なのは、Stop Making Sense というタイトルのライヴの一部始終を撮影した映画(1991年)だと思います。私は劇場で見たのですが、DVDも発売されているみたいなので、買おうかなと思っています。この映像は、この映画の最初のほうで、彼らを一躍世界的な大スターにした大ヒット曲 Psycho Killer を David Byrne がラジカセ(笑)と生ギター1つでソロでうたい始めるシーンです。このシーンは、まだダンスはそれほどでもないのですが、このあとコンサートホールが盛り上がってくるにつれて、David Byrne が舞台を縦横無尽に走り回る超人的なパフォーマンスが始まります。このLiveは、やはりStop Making Senseのなかの、Burning Down The House / Life During Wartimeという2曲メドレーの部分です。David Byrne が舞台を走り回るのはLife During Wartimeの最後のほうです。
さて、David Byrne の面白いダンスをインターネットで探したら、ありました。これは、Once in a Lifetime のPVのようです。このDavid Byrne のダンスは、戸川純に匹敵するすごさですかね。
PVといえば、ある意味でロック史上いちばんスゴイPVは、Frankie goes to Hollywood というリバプール出身(The Beatles と同じ!)のバンドのTwo Tribes という曲のPV(1984)ではないかと思います。ケネディ大統領とかニクソン大統領とか(本物の映像を使用)が出てきて、冷戦下の米ソ対立を真正面から取り上げ、この曲がリリースされた当時の米ソのトップであるレーガン大統領とチェルネンコ・ソ連共産党書記長(のそっくりさん)がとっくみあいのけんか(格闘技)をして、それを周りで世界中の人がはやしたてて見ている(賭けをしている人もいる)。しかしそのうち、みんながとっくみあいのけんかを始めてしまい、ついには地球が爆発してしまうという、文字通り「ぶっ飛び」PVです。ちなみにこの曲の12インチシングル(当時、LPレコードと同じ大きさ=12インチのシングルレコードがあったのです)のジャケットも面白くて、表面は、レーニンの肖像が描かれているプロレタリア芸術風ポスターを模したもの、裏面は米ソの核兵器の数量比較です。アフガニスタン侵攻直後、西側で反ソムードが盛り上がり、1980年のモスクワオリンピックを西側各国がボイコットするなど、一時的に冷戦が激化した国際情勢を反映した、スゴイ曲だったと思います。そして、この曲の始まりは、核ミサイルの飛来を告げる空襲警報のサイレンでした。このロック史上記念すべき12インチシングルアルバムを、私は大事にしています。
またまた、ちなみにネタですが、このFrankie goes to Hollywood には、のちにt.A.T.u.のプロデュースをすることになるTrevor Horn が関わっています。やはりロシアにこだわりがあるのでしょうか。